金山神社 「社務所新築」記念碑(松戸市根本)
2022年10月7日号 第671号
松戸駅から徒歩10分ほどのところに金山神社があります。神社への道は2通りあり、多くの人が利用される参道は「JR常磐線・千代田線」の線路の上をまたぐ跨線橋になっていて階段から降りずに神社につながっている珍しい参道です。もう一つの道は松戸市役所の先にある新京成線の踏切そばにある衛生会館の横道から直ぐですが、少し分かりにくい道です。
神社は金山比古命を祀っていますが、根本城址の城域の一角の跡にあるため小高い山の上で昔々ここに城があったと感じられる雰囲気です。境内に「本殿拝殿改修」「社務所新築」「境内諸整備」の記念碑が建立されています。社務所新築の際、本殿と拝殿の改修や境内を整備された記念碑です。富士山と神霊を信仰する富士講から富士山にゆかりの「小御嶽大神」の石碑。「富士嶽浅間大神碑」や「富士登山記念碑」「富士塚」に加え、富士山を模した「九合目」の標識もあります。本殿に本格的な彫刻がありますが、防災・防火対策のため囲いなどがあり見ることができないのは残念ですが、数多くの石碑など見ることができます。小高い山にあるため松戸市内の喧噪とは程遠い閑静な地域でちょっとした登山気分も味わえます。ただ小さな岩山、さらに急な勾配もありますので参拝後、山頂まで探検の際にはしっかりとした服装と履物でお訪ねください。(お富さん)
◎所在地/松戸市根本344・1
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