口腔機能低下症について2
前回に続いて口腔機能低下症に起こりやすい症状の解説です。
口腔衛生状態、口腔乾燥、咬合力低下、低位舌、舌口唇機能低下、咀嚼機能低下、嚥下機能低下の7つの検査項目で起こりやすい症状と関連のある検査項目を挙げてみます。
①硬いものが食べにくくなった。↓咬合力低下、咀嚼機能低下等
②汁物を飲むときに時々むせるようになった。↓嚥下機能低下、低位舌等
③口の中が乾くようになった。↓口腔乾燥等
④薬を飲みにくくなった。↓嚥下機能低下等
⑤滑舌が悪くなった。↓舌口唇機能低下等
⑥食事をするのに時間がかかるようになった。↓咀嚼機能低下、嚥下機能低下等
⑦食べこぼしをするようになった。↓舌口唇機能低下、低位舌等
⑧食後に口の中の食べ物が残るようになった。↓咀嚼機能低下、嚥下機能低下等
7つの検査項目より実際に起こっている症状に対して評価を行い必要があれば機能訓練などの指導を行います。
私は①から⑧までの項目の予防策としてもぐもぐ「良く噛んで」、てくてく「適度な運動(散歩)」、にこにこ「いつも朗か」、ドキドキ「生活に彩り(適度な刺激)」をオススメしています。(PR)
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