安房須神社(松戸市新作)
2023年7月21日号 第690号
新作591番地の高台に、竹林に囲まれた安房須神社が建っています。境内由緒板には「戦国時代のはじめ中根城は小金城の出城で南方防衛の前線である。防備をかためた有力な武士を新作に住まわせ日常は農耕に従事させ有事には出動出来る態勢をとらせた。新作は武士の居住集落として発生した。豊臣秀吉の関東攻めで敗れた後、中根城守備の武士は帰農し新作は農家集落となった。新しい村の住民は郷土の平安と繁栄を希求して小彦名命を勧請し安房須神社を慶長11年(1606)創建した。その後猿田彦命(道祖神)菅原道真命(天神社)を同神社に合祀した。三柱の神の鎮座するお宮であり又古来よりあつく信仰されている安産・子育・学問の神の宮居である」とあります。
そして境内には様々な神々の塔、碑が見られます。稲荷明神、大杉明神、橿原神宮、疱瘡神、弁財天、庚申塔、道祖神。更に三神社合祀記念碑前に「力石」が4個並べて置かれています。説明標柱には「安房須神社祭礼の時この石を礎石とし幟を立てた。又昔は村の若い衆がこの力石を差し上げて力くらべをした」と記されています。松戸の力石の所在は2神社、2寺院の4ヵ所で数は14個で有る事が確認されている。その内の4個が安房須神社の保存と衆知実をあげていると言えるとの事。神社正面左手の小径は修善寺竹林小径を彷彿させる風情でしたが諸行無常を感じます。 (ゴジラ)
◎所在地/松戸市新作591
◎所在地/松戸市新作591
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