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 歯の構造について2

 歯の表層はエナメル質と内部の象牙質という二層の硬い組織で作られています。象牙質はエナメル質同様に硬い組織です。組成は骨に近い構造をしています。特徴として象牙細管というとても微細な管が象牙質内に存在します。象牙細管は歯髄まで達しているため象牙質に冷たいものや温かいものが触れるとその刺激が象牙細管を通して歯髄へ伝わります。歯髄の反応は温かいとか冷たいといった知覚はなく歯髄への刺激は痛みとして伝わります。その結果冷たい水や温かい食べ物を口に含んだ刺激は痛みとして感じます。これが知覚過敏症のメカニズムです。
 知覚過敏症の治療は象牙細管を封鎖することで刺激を遮断します。歯の構造上象牙質が露出していると知覚過敏が起こる可能性があります。虫歯の治療とは違って痛みの場所が特定できないので完全に痛みを抑えることは難しいです。日常生活に支障をきたす知覚過敏症は我慢するのではなくつらい症状を緩和させる治療をします。時として知覚過敏はとても辛い症状が続きます。何とか早くこの痛みをとってもらえないかと来院される患者さんもこの寒くなる季節は増えます。患者さんの痛切な思いは私も痛いほどわかります。私も知覚過敏症でつらい日々を過ごしたことがあります。半年ほどで症状は治まりました。
 かかりつけ医に相談してつらい症状は緩和してもらいましょう。(PR)

お問い合わせは 047-340-3718 info@ide-shika.com

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