日暮山 徳蔵院(松戸市日暮)
2023年3月24日号 第682号
徳蔵院は後花園天皇の時代(1428~1464)に、深慶という僧によって創建されました。
ご本尊は子育観音と言われる慈母観音です。左手に赤ちゃんを抱き、右手に蓮華の花を持つ半迦像です。この他に薬師如来、阿弥陀如来、地蔵菩薩、釈迦如来、聖天などがお祀りされています。
境内には釈迦堂、お大師堂、藤塚稲荷社、金毘羅大権現、松戸天神社、松戸七福神の一つ寿老人などが祀られています。また、東日本大震災供養塔があり、菩提樹のもとには弁栄上人の釈尊成道図碑があります。境内には蓮の花、桜、椿、水仙、芙蓉、つつじ、むくげ、萩など四季折々に花が楽しめます。
髙味良信住職はお寺を身近なものにしようと、様々な行事を企画しています。主な行事としては、七福神参り、節分会、3.11大震災法要、花まつり、御影供、施餓鬼会、観月会(お月見会)、写経会、除夜の鐘、元朝護摩供、などです。観月会ではウクライナ出身でバンドゥーラ奏者の、カテリーナさんのコンサートを行ったりして、一般の方も集まりやすい会を発信しています。また、地元の中学生の職業体験を受け入れるなど、地域社会との接点をすごく大事にしているお寺です。
今年は東日本大震災法要の十三回忌となり、被災地でボランティア演奏をしたライ・ハスローさんの演奏やコーラスグループ「コール・メイ」の合唱が行われました。 (タケ)
◎新京成線八柱駅またはJR武蔵野線新八柱駅から徒歩で約7分。
◎所在地/松戸市日暮5-270
◎所在地/松戸市日暮5-270
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