カタバミ【写真誤掲載のお詫びと訂正】
2023年10月6日 第695号
9月22日(694号)の『今日のお花は何の花?』でアカネの写真を誤って掲載してしまいましたことをお詫び申し上げますとともに、以下の通り訂正させていただきます。
【正しいアカネの写真はこちらになります】
今回は前回写真掲載した『カタバミ』の花をご紹介いたします。5月20日が誕生花になります。
花名のカタバミは「片喰」「傍食」とも書き、葉が食べられてしまったように見えることからつけられたとされます。葉や茎にシュウ酸が含まれ、酸っぱいことから漢字で「酢漿草」と書きます。また、夜になると葉を小さくたたむことに由来する雀の袴(スズメノハカマ)という別名もあります。開花時期は4月から10月と長く、次々と小さな花を咲かせます。花色は黄色やピンクなど。
花言葉の「喜び」はキリスト教の復活祭の時期にカタバミも咲き始めることから、「ハレルヤ(主をほめたたえよ)」と呼ばれることに由来しています。他に、「輝く心」の花言葉は、古くから真鍮の仏具や鉄製の鏡をカタバミの葉で磨くことにちなむといわれています。畑や野原など身近なところに咲くその姿は花言葉の「母のやさしさ」を感じます。
また「カタバミ」は日本の10大家紋の一つでもあります。繁殖力が強いことが子孫繁栄を意味するとされ、ハート型の葉が3枚一組になっている様は武家の家紋のモチーフにもなっていました。 (MOMO)
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