両国回向院(東京都墨田区)
2024年9月20日号 第718号
2023年、「都内ご朱印巡り」で「南千住回向院(えこういん)」を訪れた記事を覚えていますか?江戸時代、小塚原刑場の刑死者を供養するために創建され、吉田松陰や橋本左内の墓がある寺院です。この度、紹介するのは『両国回向院』。実は南千住回向院、かつては両国回向院の別院でした(今は独立しています)。
両国回向院のアクセスは、JR総武線「両国」駅西口から国技館通りを国道14号線方面へ徒歩5分ほど。今回の取材で、記者が特に楽しみにしていたのが江戸時代の盗賊、鼠小僧次郎吉の墓参りです。そう、南千住回向院にも鼠小僧の墓はありましたよね。調べると愛知県や岐阜県にも墓があり、恩を受けた人たちが建てたとのこと。両国回向院の墓は、南千住に比べて立派!そして、長年捕まらなかった幸運にあやかろうと墓のそばにあるお前立ちを削って、御守りにできるんですよ(恐らく昔は、墓石を削る人が多く、その対策からこうなったのでは?)。いざ、小石を手に取り、たたき割ろうとすると……これが、かなり堅い!どうにか小石を手に入れようと頑張るも腕が痛くなり、ただ粉がこぼれるだけ……。でも、粉でもご利益があるようで、ちり紙に包んで持ち帰ると良いかもしれません。もちろん記者も持ち帰りましたが、今のところ金運アップといった効果はないですね(笑)。(パイン)
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