飲み込む力を鍛えましょう
皆さんは「嚥下(えんげ)」という言葉をご存じでしょうか。嚥下とは、食べ物や飲み物、唾液を口から食道へ送り込む「飲み込む動作」のことです。私たちは普段意識することなく行っていますが、この機能は年齢とともに少しずつ低下していきます。
嚥下機能が低下すると、食べ物や飲み物だけでなく、唾液がお口の細菌とともに気管へ入り込む「誤嚥(ごえん)」が起こりやすくなります。誤嚥そのものは珍しいことではありませんが、お口の中に細菌が多い状態だと、その細菌が肺に入り込み、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。
そのため、歯みがきや入れ歯の清掃によってお口の中を清潔に保つことはとても重要です。しかし、それと同じくらい大切なのが、飲み込む力そのものを維持することです。
飲み込みに関わる舌や頬、のどの筋肉も、足腰や腕の筋肉と同じように使わなければ衰えます。日常生活の中で、しっかり噛んで食べること、会話を楽しむこと、歌を歌うこと、大きな声を出すことも立派なトレーニングです。
私がお勧めしている簡単な方法が「ガラガラストップうがい」です。ガラガラうがいをした後、そのまま上を向いた状態で5秒数えます。これを数回繰り返すだけです。短時間でできるうえ、のど周囲の筋肉を意識して使うことができます。
「いつまでも自分の口で食べること」は健康長寿の大切な条件です。歯を守ることはもちろんですが、飲み込む力を守ることにもぜひ目を向けてみてください。毎日の小さな積み重ねが、将来のおいしい食事と健康につながります。(PR)

お問い合わせは 047-340-3718 info@ide-shika.com











