今日10月23日はモルの日(化学の日)
2020年10月23日 第624号
「モル」とは物質量の単位であると、高校化学で習いました。
1mol(モル)の物質中に存在する粒子の数=6.02×10の23乗
これは、化学に関わる学部や仕事についている方には見慣れたものですが、久しぶりに見た方が多いのではないでしょうか。ちなみに6.02に10の23乗をかけると約6000(がい)となります(数の単位は億・兆・京・垓…と続きます)。
「モルの日」は、北アメリカの科学者や化学を学ぶ学生などにより、10月23日の午前6時02分~午後6時02分を「モルの日」とし、化学やモルに関するイベントを開催しています。
これに倣い、日本でも公益社団法人日本化学会がこの日を「化学の日」とし、23日を含む週を化学週間としています。リケジョ(理系女子)という言葉や、子供たちのスライム作り、化学(科学でもありますが)実験のテレビ番組などと“化学”が定着しつつある昨今ですが、化学の日というのは、まだまだ認知度は高くなさそうです。
この日を知った機会に、各所でイベントや講座が開かれているので、調べてみるのもいいかもしれませんね。 (みじゅ)
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