江戸川土手のシロバナタンポポ
2022年5月13日号 第661号
タンポポの花と言えば黄色ですが、シロバナタンポポと呼ばれる白い花を咲かせる種類があるのをご存知でしょうか? ひとくちにタンポポと言っても、実はさまざまな種類があります。シロバナタンポポの大きな特徴として、舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれる「花びらに見える部分」が白い色をしています。河川敷や道端など住宅地にも自生します。生息地域は主に四国や九州など西日本を中心に分布しています(写真左上)。
関東では大変珍しい品種ですが、毎年、江戸川の松戸市内の土手のあるところに、ごくわずかですが、白い花びらのシロバナタンポポが咲きます。(写真右下)
近年では滅多に見られなくなってしまったシロバナタンポポ。見つけることができたらラッキーな気分になれそうですね。花言葉の「私を探して、そして見つめて」のようにシロバナタンポポを探しながら歩いてみるのも、宝さがしをしているようでお散歩が楽しくなるかもしれません。
(タケ)
この記事へのコメントはありません。