富士浅間大神の碑(流山市)
富士塚は、江戸時代、富士信仰が盛んになると、江戸を中心に関東各地に造られました。松戸市内の神社にも数々の富士塚が残っていて、5年前、このコーナーで松戸市竹ヶ花「雷電神社富士塚の碑」を取り上げましたが、雷電神社の富士塚は、約2mのまさにミニチュア富士でしたが、この度紹介する石碑は、流山市の浅間神社境内にある千葉県内トップクラスの規模を誇る富士塚の山頂に立つ『富士浅間大神』の碑です。
流山は江戸期、みりんの製造で大いに栄えた町。かつてのメインストリートの旧道沿いには、古い家屋が今も健在で、その通り沿いに「浅間神社」はあります。流山線を利用すれば、流山駅から流山街道を渡り、旧街道を右折して徒歩でもすぐ。マイカーだと、神社の近くに1時間100円で利用できるコインパーキングがおススメです。
境内に入り、何処に富士塚があるのかと探すと、社殿の裏にあり、実物を前にすると確かに巨大!御芳志を払い、いざ登山道を登ると、これがゴツゴツの急斜面で、山頂に行くには大変苦労しました。今でも九合目辺りの一ヶ所で本物の富士山を望めるとのことですが、昔はある程度の高さであればどこでも美しい富士山が望めたのでしょう。山頂から麓を見ると、それなりに高いことに驚きました。流山のパワースポットでもある大きな富士塚に登って、ぜひ皆さんもご利益を得てください! (パイン)
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