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石碑めぐり 230

弥生式土器発掘ゆかりの地記念碑(東京都文京区弥生)

2022年2月11日号 第655号

 昨年、北海道・北東北縄文遺跡群が正式に世界遺産に登録され、ちょっとした縄文ブームにあります。紀元前一万四千年頃から一万三千年続いた縄文時代の後、やってきたのが弥生時代で約千三百年続いたと言われています。縄文時代とは全国で発掘されたその時代の土器の形状に由来しますが、弥生時代とはどのような経緯で名付けられたのかはあまり知られていないのではないでしょうか。
 松戸駅から常磐線各駅停車に乗って8駅目の「根津」下車徒歩3分、言問通り沿いに「弥生式土器発掘ゆかりの地」の石碑が建っています。明治17年(1884)東京大学の学生3名が現在の文京区弥生にあった向ヶ岡貝塚で縄文土器とは形状が異なる壺を発見します。その壺を発掘地にちなんで弥生式土器と名付けその土器が作られた時代を弥生時代と呼ぶようになったのです。しかし、その壺の発見場所は付近の開発によって特定が困難になりましたが、昭和49年(1974)東京大学構内旧浅野地区の発掘調査により弥生式土器が検出され昭和51年(1976)に「弥生二丁目遺跡」として国の史跡に指定され、記念碑はその10年後の昭和61年に建立されました。
 松戸からさほど遠くない場所、散歩がてら考古学のロマンに触れてみては。
(タル)


◎所在地/東京都文京区弥生2丁目11

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