特集記事

御朱印巡り 新京成線編

2022年3月25日 第658号

久々の御朱印巡りです!鉄道連隊演習線(松戸線)を転用した松戸駅~京成津田沼駅間を結ぶクネクネ鉄道と言えば『新京成線』!今回は新京成沿線の「なるべく駅近」で、「気になっていた」寺社仏閣を訪れて御朱印をゲットしてきました。

【金ヶ作熊野神社(松戸市)】

「金ヶ作熊野神社」御朱印の小さな折り紙の兜にほっこり

 常盤平駅周辺は団地群のイメージが強いですが、北口側は意外と長閑。駅から歩いて5分の場所にあるのが「金ヶ作熊野神社」です。新京成線でのアクセスの良さもさることながら御朱印「熊」の字のインパクトに強く惹かれて、この度初参拝。祝日午前9時半頃に訪れましたが参拝客はまばらで、緑溢れる境内をゆったり参拝出来るなんて、何もかも記者好み。社務所にて手書きの御朱印をいただき迫力ある「熊」の字をしっかりと確認!嬉しくて何度も見直してしまいました。

駅近でこの静けさが良し!「金ヶ作熊野神社」

【延命寺(鎌ケ谷市)】

取材日は北風が強い晴天で新鎌ヶ谷駅から初富駅間の高架線を走る車窓からは富士山がクッキリ大きく見えました。
 次に鎌ヶ谷大仏駅で下車して木下街道を市川方面に向かいます。目的地の「延命寺」から駅側の交差点までの木下街道沿いは、かつて「鎌ヶ谷宿」があった場所ですが名残はほとんどありません。駅から10分程にある延命寺は江戸時代に創建された日蓮宗の寺院で、訪れた理由はもちろん御朱印をいただくため。社務所のチャイムを鳴らして要件を告げると人の良さそうな住職?さんが書置きの御朱印で対応してくれました。御朱印には「鎌ヶ谷大仏」のスタンプが押されています。そう、駅名にもなっている鎌ヶ谷大仏は、延命寺の飛地墓地にあるのです。駅方面へ戻り新京成線の踏切を渡ると左手に鎌ヶ谷大仏を見ることが出来ます。大仏イコール巨大なイメージが強いと思うので初めて見る人は「えっ?小さい!」と感じるかもしれませんが、記者は小さな姿がとても可愛らしく思います。
そして大仏からほど近いお肉屋さんで、大仏コロッケの購入は絶対ですよ(笑)。記者は今回、 あさり入りの船橋コロッケも同時に買いました。

「延命寺」境内
駅名にもなっている「鎌ヶ谷大仏」
アツアツの「大仏コロッケ」を食べよう!

【御瀧不動尊金蔵寺(船橋市)】

 松戸市在住の記者は新鎌ヶ谷駅から津田沼方面へは新京成線を利用する機会がほとんどありません。面白いことに船橋市に住む知人は、鎌ヶ谷大仏駅より松戸方面の駅名は馴染みがないと言います。他社線が交わる新鎌ヶ谷駅が新京成線利用客の分水嶺? 駅の数が多く駅と駅の距離が短い新京成線は、松戸駅から京成津田沼駅まで通しで乗るというより地域民の足として路線バス的に利用する乗客が多いのかもしれません。
記者が鎌ヶ谷大仏駅から津田沼方面へ乗車するのはなんと数十年振り!滝不動駅で下車して次に訪れたのは「御瀧不動尊金蔵寺」。不動尊は不動明王。仏教の信仰対象で、とても偉い人です。境内には船橋市街地を流れる海老川の源流で、湧水が枯れることなく流れ出る「行者滝」があり、それが「瀧不動」の由来です。
力強い瀧不動と書かれた御朱印にも大満足!駅から寺院へは、自動車の往来が激しい狭く歩道がない道を通るので気を付けてください。

「瀧不動」の由来である「行者滝」をぜひ見るべし!

【前原御嶽神社(船橋市)】

 前原駅を下りて新京成線と並行して通る成田街道を八千代方面へ歩くと 10分程度で「前原御嶽神社」の入口に到着しました。長い参道が特徴で、最初の鳥居から160m奥に拝殿があります。
細長い境内は木々に覆われて、街道沿いにあるとは思えない程、拝殿前はシーンとしていて静か。とても神秘的に感じられました。尚、御朱印の受付時間が14時までなので要注意です。

街道沿いなのに静かで神秘的な「前原御嶽神社」

【菊田神社(習志野市)】

 前原駅を出発すると沿線は賑やかな商業地に変わり、クネクネしながら新津田沼駅に到着します。JR津田沼駅との接続駅でもあり大半の乗客が下車しました。この先、隣の京成津田沼駅までは新京成線唯一の単線区間。地図を見ても分かる通りまさにS字路線!電車は激しい音を立ててゆっくりとカーブを通過しJR総武線を高架でまたいで急カーブを下り、京成津田沼駅に着きました。京成本線・京成千葉線との接続駅で多くの電車が行き交う駅であり、新京成線の終着駅でもあります。そんな駅から徒歩5分の場所にあるのが「菊田神社」。今回訪れた中でも一番賑やかで、御朱印を求める参拝客が非常に多かった神社です。待ち時間に境内を散策していると隣に池があることを発見。湖畔をよ~く見ると無数の野鳥が羽を休めていて、まるで鳥の王国状態でしたよ!
さて新京成線ですが、現在は京成千葉線の千葉中央駅まで乗り入れているので、そちらの沿線の気になる寺社仏閣にも訪れてみました。

御朱印を求める参拝客で賑わう「菊田神社」

【検見川神社(千葉市花見川区)】

 京成千葉線の京成幕張本郷駅から先、京成千葉駅方面は昔風情な駅が目立ちます。構内踏切、ホームの短い屋根、改札口は1つ、狭い駅前ロータリーと検見川駅もそんな小さなレトロ駅です。 
 「検見川神社」へは駅前から狭い路地を抜けて僅か徒歩1分で行くことが可能です。拝殿へはかなり急な階段を上りますが、他にも階段を通らずに境内に行ける入口もあるので、ご安心ください。境内は決して広くありませんが立派な拝殿が建っています。

「検見川神社」の立派な拝殿

【千葉神社(千葉市中央区)】

 千葉県民であるということで一度は訪れようと思っていたのが「千葉神社」です。京成千葉駅から歩くこと15分程、市街地にあるため終始多くの参拝客で賑わっていました。
明治初期の神仏分離で千葉神社へ改称する以前は「北斗金剛授寺」としての長い歴史があり、元々は下総の豪族から守護大名・戦国大名となった平氏一族千葉氏の守護神「妙見」様を祀る氏寺でした。妙見様とは北極星・北斗七星を神格化した仏教の偉い人です。
御朱印に「妙見本宮」とあるように神社になっても妙見様は天之御中主神と同一とみなされて、現在も千葉神社の主祭神として祀られています。珍しい国内初の2階建ての重層社殿も大変立派で、赤い社殿を見ていると異国情緒を強く感じたのは記者だけでしょうか?

国内初2階建て「千葉神社の重層社殿」

【千葉寺(千葉市中央区)】

 新京成線は近い将来、千葉中央駅の先、京成千原線にも乗り入れるとの噂を耳にしたことがあります。その千葉中央駅の隣が千葉寺駅。せっかくなので「千葉寺」も訪れました。高架駅前から大網街道を目指し、その街道沿い
に寺院はあります。
境内には県指定天然記念物の巨大なイチョウの木があり、紅葉の季節にまた訪れたいですね。賑やかだった千葉神社と距離は近いのに、こちらはとても物静か。御朱印は社務所のチャイムを鳴らすと対応していただけますよ。
(パイン)

「千葉寺」県指定天然記念物の巨大なイチョウの木

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