晴雲山 高林寺(松戸市上本郷)
2023年5月26日号 第686号
寛文年間(1661~1673)、僧(そう)願長(がんちょう)により島根県大田市に創建された、島根高林寺がルーツです。第十二代釋智憧(しゃくちどう)の長男厚信(こうしん)住職が、昭和五十三年に上本郷に創建。平成二十五年に第二代釋智之(しゃくちし)氏が二代目の住職になりました。「法話を大切にし、いつも皆様と一緒に考える立場にありたい」という志の下、阿弥陀如来の御心を伝えておられます。また、地域に根差したお寺を目指して、厚信前住職は、長年、近隣の小中高生の通学路で、毎朝見守り指導をされていました。現住職もその精神を受け継ぎ、お彼岸法要、お盆法要など季節ごとの恒例法要の他、毎月の法話会、壮年会、コーラスの集いなど誰でも参加できる行事をたくさん企画しています。
また目の前が松戸市運動公園で、四季折々の風景に包まれていて、境内では本堂建立とともに植えられた桜の木が、今では立派な大木となり訪れる人々を優しく迎え入れています。入口の寺号石碑は、宗祖親鸞聖人ゆかりの筑波山の黒御影石です。ご本尊の阿弥陀如来像は、鎌倉時代作と伝えられています。 (タケ)
◎所在地/松戸市上本郷4464
◎所在地/松戸市上本郷4464
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