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京急に乗って三浦半島ハイキング&久里浜散策へ!

2024年6月21日 第712号

 今年初の低山ハイキングは、神奈川県三浦半島の「三浦富士~武山ハイキングコース」をチョイス!三浦半島での登山は「大楠山」以来、7年振り。登山後は、幕末にアメリカ軍のペリー提督が上陸した地として有名な久里浜の街を散策しました!

 土曜朝7時台、京浜急行線の品川駅ホームは大混雑!大きなキャリーバッグを引きずる人が多い点を察するに羽田空港行きの電車を待つ旅行客でしょう。でも、記者が向かうのは三浦半島。三崎口行きの特急に乗ります。実は特急より停車駅の少ない快特に乗りたかったのですが、早朝は走っていないんですよね。いざ特急に乗り込むと、車内は満席……。仕方なく扉越しに寄りかかり車窓を楽しむことにしました。京急線は並行するJR線より駅数が多いんですが、その分、加速がすごい!特急は品川を出ると青物横丁↓平和島↓京急蒲田↓京急川崎↓神奈川新町駅に停車しますが、あっという間に横浜駅に到着しちゃう感じです。ターミナル駅横浜では、かなりの乗客が下車しますが、座席は空きません(泣)。

 横浜駅を出ると沿線は起伏が激しくトンネルも多くなります。その後、横須賀中央駅では大半の乗客が下車し、ようやく空席が。都心と横須賀のアクセスはJR線よりも京急の利用が断然便利だから混んでいたんですね。京急久里浜駅を出ると、その先はローカル色が濃くなり、品川駅から約1時間で三浦富士登山口の最寄り駅「京浜長沢」に到着。駅前は閑散としていますが、コンビニがあるので、飲料や食料はここで購入できます。

登山口へ向かう途中、緑豊かな田園風景が広がります

 最初の目的地、三浦富士に登りますが、記者は、なるべく人気の少ないコースを選びました。ウエブサイトからプリントした登山地図とスマホの地図アプリを頼りに駅前から住宅街を抜け、小学校を通り過ぎると沿道には緑豊かな田園風景が広がります。「そろそろ脇道に入るのかな?」とおどおどしながら進んでいたら「武山登山コース」の案内板を発見!安堵して脇道に入りますが、今度は案内板のないY字路の進路選択に頭を悩ませます。実は登山地図があてにならず、戸惑うも直感でGO!(笑)。進むにつれて道幅は狭くなって、坂道をどんどん登り、振り返ると広大な海の景色が一望できました。その後、犬の鳴き声が聞こえる分岐点へ。実はその場所、警察犬の訓練所。そして、久しくハイキングコースの案内板を発見!胸をなでおろし先へと進むと、いよいよ未舗装の山道へ。本格的な登山道に突入します。

 山道に入り、なんと10分ほどで三浦富士の山頂(183m)に到着してしまいました(笑)。山頂は狭いですが、三崎港方面の景色がよ~く見渡せます。「富士山は見えるのかな?」と探してみると、見つけました!冬場ほどクッキリは見えませんが、まあ満足。ひと休みしたあとは、砲台山へ向かいます。

三浦富士山頂では、富士山が見えますよ!

 今回のハイキングコースで、三浦富士から砲台山へ向かう道中は案内板が少なく、足場も狭い区間があり、一番不安を感じたので、ご注意ください。でも危険な区間は長くは続かず、武山と砲台山へ分岐する地点まで来れば、もう安全です。砲台山(204m)は名前の通り、昭和初期に旧日本海軍によって造られたの防空砲台の遺構が残る山。現在では遺構の隣に海上保安庁の無線基地局施設が建っています。

砲台跡

 武山(200m)の読み方はブザンではなくタケヤマ。山頂付近は武山不動院の境内で、入口付近では、浦賀水道を通過する船舶や房総半島の山々も見渡せます!さらに立派な展望台もありますよ。御朱印をいただこうと寺務所の玄関から声をかけたのですが返事は一向になし……。でも、本堂の賽銭箱そばに書置きの御朱印が置いてありました。参拝後は、京急線の津久井浜駅方面へ下山します。

「武山不動尊」本堂

 下り道は倒木のために身をかがめ、ロープを頼りに進まなければならない区間もありますが、15分ほどで車が走る一般道に出られました。その後、車の通行を危惧してなのかハイキングコースは、津久井川沿いの遊歩道を進むように案内されます。でも、みなさん一般道を通るのでしょう。津久井浜駅に近づくにつれて遊歩道は、雑草がぼうぼう状態。迂回するにも対岸に渡る橋が少なく、記者は草むらを強引に突き進みました(笑)。

津久井川沿いを進みます
ローカル感漂う「津久井浜」駅
「京急久里浜」駅ビル
「久里浜天神社」で御朱印をゲット!

 ローカル感あふれる京急久里浜線ですが、日中は1時間6本と本数は意外に多くて安心。次に品川方面に向かう電車に乗り、京急久里浜駅で下車します。駅ビル前は大変にぎやかで、近くにあるJR横須賀線の久里浜駅周辺とは対照的。駅東口を出て、東京湾フェリー久里浜港乗り場へ続く通り沿いにある「久里浜天神社」へ立ち寄り、御朱印をいただきました。さらに港に向かって歩いたのですが、結構遠い!フェリー乗り場までは京急久里浜駅から路線バスもあり、選択はお任せします。東京湾フェリーは、久里浜と東京湾対岸の千葉県富津市金谷を結ぶ航路。そう、あの鋸山のふもとにある町です。片道1000円で乗れるし、浜金谷港で降りずに久里浜に戻る遊覧乗船券1250円もあるんですよ。でも今回は、時間を考慮し乗船はパス。では、なぜ港にきたのかというと「美味しい海鮮を食べたい!」と食事目当て(笑)。値段は若干高めですが、港にある食堂で海鮮丼を注文。しかもこの日は暑くて、ついビールを飲んでしまいました……。

漁港近くの海鮮丼は美味しい!
ペリー公園内の巨大な石碑
浦賀燈明堂での絶景
復元された「燈明堂」

 フェリー乗り場から海岸沿いを北へ進むと「ペリー公園」に辿り着きます。園内には巨大な石碑があり、上陸記念碑の文字が……。そう、久里浜は幕末に黒船で来航したペリーが上陸した地なんですよね!公園の向かいに位置する久里浜海岸からは、泳いで渡れそうなほど房総半島が間近に見えます。さらに通りを北上して、トンネル手前を脇道に入り、急坂をヘトヘトになり登って「千代ヶ崎砲台跡」へ。明治時代、東京湾防衛のために造られた砲台跡は、土日祝だけ開放されています。そして、セットで訪れたいのが砲台の近くにある「浦賀燈明堂」。江戸時代に建てた灯台の跡地で、なにより今回の旅でも最高の景色が見られます!絶景を堪能した後は、京急久里浜駅へ戻るのですが……、歩くのはもう限界。ということで、路線バスを利用しました。これからどんどん暑い時期になるし、50代に突入して老いていく記者も、なるべく無理はしません(笑)。    (パイン)

千代ヶ崎砲台跡
浦賀燈明堂での絶景

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