八ヶ崎第一土地区画整理竣工記念碑(松戸市八ヶ崎)
2025年3月7号 第729号

八ヶ崎は1~8丁目までの一大住宅地です。6丁目にある「道合第3公園」の一角に記念碑がありますが、都市化に伴い急増する人口を受け入れるため広大な土地・田畑を活かし、1970年代以降、幹線道路の整備と宅地化、街づくりのため区画整理が始まりました。多くの整理事業の中で八ヶ崎6・7・8丁目の土地区画整理事業の竣工を記念した石碑です。横幅が約3メートル、高さ約1・6メートル、奥行き約0・7メートルで大な石をくりぬいた見事な石碑です。石碑には事業に携わった方々の氏名に加え、平成九年三月吉日と刻まれており30年近い歳月八ヶ崎の人々の暮らしを見つめてきたことになります。隣に石で作られたテーブルや椅子もあり、散歩の際には一息つくこともできます。公園は日当たりが良く小さな子供づれの親子が遊具で楽しんでいます。八ヶ崎地域は春には桜の花見が楽しめ、公園など緑地も多くさわやかな風にも恵まれています。また近隣にはテラスモールなど多くの商業施設や学校など配置されており実に住みやすい閑静な住宅街です。記者は40年ほど八ヶ崎に居住しており、土地区画整理事業による恩恵にあずかっている一人です。自宅の「家・土地売買契約書」には整理事業で新しくできた住所と区画整理番地の両方が表記され、整理事業完成後の「換地処分通知書」など保管されており整理事業の歴史に触れることができます。 (お富さん)
◎所在/松戸市八ヶ崎6ー7

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