注目記事

石碑めぐり 275

帝釋道の石碑(東京都葛飾区)

2026年2月13号 第751号

今回紹介するのは『帝釋道』という石碑です。令和4年、「旧街道を歩こう!旧水戸街道、千住~松戸宿編」という一面企画を取材した時には、その存在に全く気づきませんでした。場所は、旧水戸街道と新金貨物線が交差する「浜街道踏切」付近。地蔵や石碑が集まる場所の一角に、いびつな形の石碑が立っています。よ~く見ると「帝釋道」の大きな文字と、上部には指さしマークが刻まれているのがわかりました。実は石碑が立つ場所、Y字路になっていて、左手は金町方面に続く旧水戸街道ですが、右手に進むと映画「男はつらいよ」の舞台で有名な柴又帝釈天に通じています。現在の地図を見ても、その地点から柴又駅近くまで、なだらかなカーブを描いて道が続いている様子がわかりますよ。つまりこの石碑は、分岐点(追分)に立つ道路標識で、帝釈天参拝客のための案内板だったんですね。さらにじっくり石碑を観察すると、帝釋道の文字の右に「東京日本橋区浪花町」の地名や、下には数人の氏名が刻まれています。日本橋区について調べてみると、明治11年から昭和22年まで存在した地名だと分かりました。恐らく石碑が立てられたのは江戸期ではなく、明治期以降でしょう。それにしてもなぜ、あえてこんないびつな形の石を選んだのか(デザインにしたのか)、その理由が気になります(笑)。(パイン)

関連記事

  1. 神社・仏閣めぐり 48
  2. バナナジュース専門店 おおみやバナナ
  3. 神社・仏閣めぐり 23
  4. UKIUKIウォッチング
  5. UKIUKIウォッチング
  6. UKIUKIウォッチング
  7. 石碑めぐり 257
  8. 石碑めぐり 271

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

  1. 2026年3月27日(754号)
  2. 伊豆長岡へ!鎌倉北条氏の痕跡を訪ねる電車旅
  3. 神社・仏閣めぐり 49
  4. ウキウキ松戸ウォーカー
  5. 特集「音訳ボランティア」松戸朗読奉仕会の活動を中心に

おすすめ記事

2026年3月27日(754号)

2026年3月27日(754号)【今号掲載の記事】■1面特集:伊豆長岡…

最新号

  1. 2026年3月27日(754号)
PAGE TOP