復興に向けての架け橋「カフェ散歩びより」
2022年3月25日号 第658号
東日本大震災後、福島第一原発が放射線を放出したことで、周辺の地域から非難してきた方々を、松戸市は積極的に受け入れました。現在に至っても避難指示区域として解除されずに、ふるさとに帰ることができない人たちが市内で200人を超えています。そうした方々と市民との交流を推進していこうとするプロジェクトが「黄色いハンカチ」で、そのスペースとして「カフェ散歩びより」は生まれました。
カフェだけではなく、手芸、囲碁、暮らしの保健室、防災井戸端会議や押し花教室、東洋医学などの講座なども開いていて(コロナ感染の状況を勘案して実施)、お互いの知恵の交流の場にもなっていて、誰でもコーヒー・紅茶を飲みながら楽しむことができます。昨年は大震災から10年の節目として、報告会「3・11生きてきた10年 これからの10年」が開催され、未来に向かって新たな希望の会となりました。
(タケ)
※所在地/松戸市東平賀7-2-102
※問い合わせ先/047-710-5519
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